もう仕事は済んだよ
工作完成了
傘を差して家路につく
撐著傘朝家走去
冷たいコンクリートの部屋
冰冷的混凝土房間
窓を打つ気紛れな雨音
敲打窗戶的渾濁雨聲
流れているのは遠い地のニュースばかり
流淌著的都是荒蕪之地的消息
どうやら向こうでは快晴の日が続くらしい
看樣子的話那邊晴天還會繼續吧
所詮いまの僕は
畢竟現在的我
身を委ねて手に入れたもの
是委身得到的東西呢
描けなかった將來の夢
無法描繪未來夢想
錆びついた心で手に入れた
就算用生鏽的心獲得
誰かの言葉で、誰かが決めたルールで
用誰的話是誰定下的規則
退屈なほうへと縛り付けるのは終わりだ
已被無聊的一方束縛住而結束了啊
僕はいま自由を目指して
如今吾正追求自由
空っぽの荷物を手放していく
賣掉空行李
モノクロの世界にさよなら
告別這黑白世界
今日からすべてが初めての朝だ
一切都是從今天開始的第一個早晨
最初の息をする
第一次呼吸
目隠しの動物たちは
隱秘的動物們
機械の庭で駆け回っている
在機械庭院裡奔跑著
善良なる常識人を
而以善良普通人身份
自稱する君が笑っていた
自詡的你在笑著
笑っていたんだ
一直微笑著
「神秘の街へようこそ
「歡迎來到神秘街道
ここはすべてが赦される場所
這是寬恕一切的地方
予測可能なエピローグ
那可以預測的結局
そんな將來だって用意してあげるよ」
將來也會為你準備」
人はそれを正義と決めて
人們把這定義為正義
安全な未知へと誘い込むよ
引誘你走向安全的未知
単純な筋書きを背負うなら
背負簡單的想法
そんな日々に背を向けてみるよ
試圖奔向那樣的日子
僕はいま自由を目指して
如今吾正追求自由
空っぽの荷物を手放していく
賣掉空行李
モノクロの世界にさよなら
告別這黑白世界
今日からすべてが鮮やかな朝だ
一切都是從今天開始的新鮮早晨
目を覚ましたこの機械が
這台機器醒來時的
最初の息をする
第一次呼吸
もう仕事に向かうよ
要去工作了呢
明日へ続くドアを開けるよ
我會打開通往明天的門