奧田美和子- さくら散る前に
奧田美和子- 在櫻花飄落之前
結束了班會的時間
ホームルームが終わって
我穿越在教室和走廊之間隱約殘留著的喧鬧裡面
教室や廊下に殘るざわめきを通り過ぎ
腳步不停歇面朝向校舍南邊活動室的某一間
わたしは南校舎の部室に向かった
每一次匆匆到來的我都比你先
いつもわたしが先に入って
翻讀書頁靜靜等你出現
本を読んできみを待ってた
姍姍來遲的你緩緩靠近還帶一點靦腆
きみはすこし照れながら入ってきて
合上書頁和你搭話之前故事早忘一邊
わたしは本を閉じて話しかけた
書或音樂或電視片漫無邊際地聊天
本やテレビや音楽の話…
任何話題只要對像是你都隨便
只是想和你聽見同一個世界
話すことはなんでもよかった
只是想和你擁有同樣的視野
きみと同じものを聞きたかった
同樣的情節一天又一天想和你說百遍
きみと同じものを見たかった
同樣的心願想時間暫停留在你的身邊
いつまでもおしゃべりしていたかった
櫻花落似飛雪
いつまでもいっしょにいたかった
能否在櫻花飄落之前
再一次聽見他聲音在我耳邊
さくらさくら
櫻花開須臾間
散ってしまう前に
哪怕在這短暫美麗時節
あのひとの聲を聞かせて
去赴你一約曾經的少女愛過的少年
さくらさくら
花在開誰留在那一年的春天
咲いているあいだだけ
下課鈴響的校園
あのときのわたしに戻して
賽跑的喝彩聲和擊球的清脆聲音都漸漸停息
さくらさくらさくらさくら
而我只聽見你還有你搭在肩上的藍色制服的寧靜
每一次站在門前早早等候的你
チャイムがやんで
對坐在桌前慢吞吞的我很耐心
ランニングの掛け聲やボールを打つ音が
我一邊將留海微微地整理一邊終於緩緩地站起
靜まりきみは紺色のブレザーを肩にかけた
聽你說在走向我之前準備好的話題
いつもきみが先に立って
從昨天聊到今天還有對未來的預期
機に座ってわたしを待ってた
耳邊的話語像夢境般漸行漸遠
わたしは前髪をひっぱりながら立ちあがって
只是想和你待在同一個地點
きみは歩き出して話しつづけた
只是想和你度過同樣的時間
今日や昨日や明日の話……
同樣的情節一天又一天想和你說百遍
同樣的心願想時間暫停留在你的身邊
聞いた話は夢になった
櫻花落似飛雪
きみと同じ場所にいたかった
能否在櫻花飄落之前
きみと同じ時間を過ごしたかった
再一次聽見他聲音在我耳邊
いつまでもおしゃべりしていたかった
櫻花開須臾間
いつまでもいっしょにいたかった
哪怕在這短暫美麗時節
去赴你一約曾經的少女愛過的少年
さくらさくら
花在開誰留在那一年的春天
散ってしまう前に
完
わたしの聲を屆けて
さくらさくら
咲いているあいだだけ
あのときのあのひとに戻して
さくらさくらさくらさくらさくら
おわり