変わるもの、変わらないもの
何も変われずにいたあの頃
決して何か壊れていくのが
怖かったわけではないんだけど
躊躇っては踏み出せないまま
ねえいつからだろう
見え透いた噓で
無邪気さ隠したのは
ねえどうしてかな
格好つけた僕は不格好だよ
曖昧な日々と慣れ合って
過ごしてきたから
悔し涙も出ないけれど
それも自分らしさなのかな
何も変われないままの今日は
描いたものとは違うけれど
でも今目の前に映るものを
変わらずに愛していけたらな
真夜中はいつも
色々考えちゃうけど
変わりゆくもの
変わらないもの
その中に僕はいるから
変わる景色に身を任せたら
描いた憧れの姿さえ
ぼんやりと白い波に溶けて
穏やかに時は流れていくよ
そしてまた朝日が顔出したら
同じような明日が來るけど
でも今目の前に映るものを
いつまでも愛していきたいな