あれからもう一年経った
タバコに火をつけて思った
無理してたブラックと
君のマグカップを灰皿にした
こんなに苦い味なら
思い出なんて
この世から
消えたら
消えたら
いいな
最初はどう口説いてたっけ
好きな映畫の考察だっけ
ジョークでも笑えない
見るに堪えない結末だったっけ
噓みたいに綺麗で見とれた隣が
僕の席ならいいのに
さよなら世界
もう誰もいない
わからないよ
存在理由
分かっていたバッドエンド
わざとらしい演出で
さよなら世界
もう誰もいない
わからないよ
存在理由
響く君の聲が
こびりついて離れないから
2人でつまみにした映畫
から回って覚えてないよ
空(から)になったウィンストン
或る夜の出來事
9パーセントを片手にさ
夜、chill、散歩も最初だけだ
「ただそばにいるだけでいい」
「噓くさいセリフは嫌いだよ」
「電話、少しだけでいいから」
送りかけた言葉
取り消した
さよなら世界
もう君はいない
わからないよ存在理由
飽き飽きのオーディエンス
手垢のついたセリフで
さよなら世界もう君はいない
わからないよ存在理由
響く君の聲すら
愛しいなんておかしいよね
思い出すだけで
もう笑えてくるや
君なしで生きるのは嫌だ
なんてね
さよなら世界
もう誰もいない
わからないよ存在理由
葉わないハッピーエンド
それすら受け入れて
さよなら世界
もう君はいない
わからないよ存在理由
響く君の聲と
ずっと一緒にいたい、なんて