アストロノート

雨雲色（あまぐもいろ）の黃昏（たそがれ）が
陰雲密布的黃昏
世界を丸（まる）く包（つつ）んているわ
包圍著整個世界
終末（しゅうまつ）なんて大（おお）げさな日は
末日這種不可思議的日子
案外（あんがい）地味（じみ）にやってくるのね
出乎意料的低調地來臨了
生きて迎（むか）えてる明日（あす）なんて
能活著迎接明天之類的
誰もがみんな諦（あきら）めた
不論是誰大家都放棄了
最後（さいご）の時間（じかん）は大事な人と
最後的時間想和重要的人
過ごしたいのが定番（ていばん）よ
一起度過這是一定的
だけどあなたは飛び立った
可是你卻飛向了天空
夢見る無垢（むく）な宇宙飛行士（astronaut）
懷著夢想無垢的宇宙航行員
一番星（いちばんぼし）が空を灼（や）く
第一顆辰星點燃天空
雲を開（ひら）いて闇夜（やみよ）を裂いて
吹散積雲撕裂黑夜
燃（も）え落（お）ちる火が見えるわあなた
能看見燃燒散落的火花
花火（はなび）になった気分（きぶん）はどう？
你 變成煙火的感覺如何 ？

烏云密布的陰沉天空

已經百年來都是如此
鉛（なまり）を詰（つ）めたあの空は
你仰望著火箭時說過
もう百年（ひゃくねん）も曇（くも）ったままよ
眸中映著不變的星辰
あなた雲（い）ったわロケット仰（あお）ぎ
既然都會結束的話
変わらぬ星を瞳に抱いて
想讓大家看看天空
どうせ最後になるのなら
很久之前就應該崩毀的
みんなに空を見せたいと
在那片雲的彼端的天空
とうの昔に潰（つい）えたはずの
留下微笑後飛向了天空
雲の向こうにある空を
跟不上時代的宇宙航行員
微笑（ほほえ）み殘（のこ）し飛び立った
第一顆辰星在天空飛舞著
時代（じだい）遅（おく）れの宇宙飛行士
四處飛散的風穿越大氣
一番星が空を舞う
環視那圓形蔚藍的大洞
飛び散る風が大気（たいき）を穿（うが）つ
夢想實現的感覺如何？
ぐるりと丸い紺碧（こんぺき）の穴
白色的光芒傾照而下
夢を葉（かな）えた気分はどう？
閃爍的碎片像寶石一般

雖是百年來首見的太陽
白い光が降り注ぐ
你真的是不懂呀
きらめく欠片は寶石（ほうせき）のよう
在最後我想看的
百年（ひゃくねん）ぶりのお日様だけど
並不是這個哦宇宙航行員
あなた本當（ほんとう）に分かってないわ
第一顆辰星燃燒殆盡
最後にわたしが見たいのは
太陽又藏起來消逝了
これじゃないのよ宇宙飛行士（astronaut）
永別了但是我不會哭泣
一番星が燃え盡（つ）きて
很快地世界也迎來終結了
太陽（たいよう）はまた隱れて消える
無論何時都在仰望著天空
さよならだけど泣かないわ
這個星球上最後的宇宙航行員
すぐに世界も終わるのよ
閃閃發亮飛散在風的盡頭
いつでも空を見上げてた
變成煙火的感覺如何啊？
この星最後の宇宙飛行士（アストロノート）
- 終わり-
きらりはじけた風のはて
花火になった気分はどう？
-END-